にじいろエイドとは

 にじいろエイドは石川県能登半島地震で被災した方々の交流を支援しようと
野々市市で設立した支援団体です。
様々な背景を持つ方々がお互いに話を聞くことで見知らぬ土地での暮らしの不安をとり除ける交流場所を提供する活動をしています。

にじいろエイドの発起人であり代表の澤田自身も実家のある輪島で被災しました。
実家は全壊し避難してきた母が野々市市のアパートを借り過ごしています。
今回被災し、野々市市へ一時的に避難している方は他に大勢いらっしゃいます。
中には生後からずっと能登で過ごしてきた方も多数おり、戻れるかどうかも解らない状況で土地勘のない場所に一人もしくはご夫婦だけで過ごすことは大変孤立を感じることと想像します。

震災の二次被害を減らすために

  • 震災がもたらす二次被害には心の負担による心労やストレスなども含まれますが、これらは目に届かない現状もあります。
  • 地元を離れて避難されてる方々が繋がることで孤立を防ぐことや、市民団体のカウンセラーと対話することで心の負担が少しでも軽減してもらえれば、と考えています。
  • 震災でやむを得ず避難してきた方々がどのような事で困っているのか、声を直接聞ける環境作りが必要です。

 孤立し人とのつながりがない中で、うつ病やアルコール依存症になってしまったり、情報が途絶えること等による災害関連死が懸念されるところであり、野々市市に避難している被災者、被災者を支えているご家族などの住民の方の孤立を予防し、大災害で助かった命をこの先もつなげていきたいとの思いを抱いています。